秋の夜長にドビュッシー / ベルガマスク組曲

10月も半ば。秋が深まって、日に日に気温が下がってきました。北側にあるレッスン室は天上も高く寒いので、ストーブを点けていますが、半袖で来る生徒さんも居て驚きます。

ドビュッシーのセットアルバムがいくつも!

ミシェル・ベロフのドビュッシー・ピアノ作品全集をはじめ、モニク・アースのドビュッシー全集、ドビュッシー没後100年の時に、ドビュッシーが大好きな はじめさんが買った「印象派~ドビュッシーお世界」ドビュッシー全集10CD、そして、なんと33CDもある。この秋は、ゆっくりこれらを聴いていこうと思う。

ドビュッシーはピアノ曲が多い

ラヴェルよりもドビュッシーの方が譜読みがラクなこともあり、最近は最初の1曲はドビュッシーから。それにしても、まだ弾いていない作品の方が多い。前奏曲は1巻2巻とあり、「版画」、映像一集、映像二集などなど。

全曲弾いたのは「子供の領分」、二つのアラベスク。発表会では「喜びの島」「水の反映」などを弾いた。

ベルガマスク組曲「メヌエット」

ベルガマスク組曲といえば、第3曲の「月の光」が有名で、何度も弾いているが、たまに弾かないと忘れてしまう。第4曲の「パスピエ」だけは唯一レッスンで弾いた。1曲目の「プレリュード」も美しく弾きやすいが、第2曲「メヌエット」だけ、全く弾きたいと思わなかった。

昨日、ざっと譜読みしたけれど、細かい音符が多く難しい。4手連弾の「小組曲」の第3曲に「メヌエット」があり、これも素敵な作品。こちらは、発表会で2回取り上げ、生徒さんと全4曲を弾き、セコンドパートを担当した。

この秋はベルガマスク組曲の4曲を弾くのも良いかな。

苦労したのは「トッカータ」

好きな作品に「雨の庭」があるが、これは聴くのが好きで譜読みもしていない。「ピアノのために」は第1曲の「前奏曲」が派手なところが好き。第2曲の「サラバンド」は勉強していないが、第3曲の「トッカータ」は、かなり苦労して弾いたことを覚えている。

みかこ