中学生の頃からレコードでアンドレ・ワッツの「ラ・カンパネラ」聴いて、いつかコンサートを聴きたいと思っていた。それがわりと早く訪れた。
ワッツのコンサートは高校生のときに聴いたのが最初だが、ピアノ教師になり立ての頃に凄まじいコンサートを聴いた。それはパガニーニ大練習曲全6曲とロ短調ソナタ。あまりの凄まじい演奏に瞬きをするのが勿体ないと思うほど。やはり生で聴くのはスゴイと思った。
あの時の演奏がYouTubeで観れたりするから、びっくりだ。
さまざまなピアニストたちが挑んできた第3番「ラ・カンパネッラ」のほか、リストのパガニーニによる大練習曲を6番とも全て高い技量で弾きこなす、アンドレ・ワッツのアルバム「パガニーニ大練習曲」です。 技巧派として名をはせるワッツならではの演奏を感じることができ、まったく無理なく弾きこなしていく彼の力にアルバムの最後まで圧倒されます。 目を閉じていると、音の一つ一つが降り注いでくるようです。 リスト - アンドレ・ワッツ - パガニーニ大練習曲(1991年) 1. 第1番ト短調 (パガニーニによる大練習曲) - 04:58 2.... まったく無理なく弾きこなしていくさまに圧倒される:リスト - アンドレ・ワッツ -... - note(ノート) |
練習の合間に、ワッツのCDを聴く。こんな演奏を実際に聴くことができたのは素晴らしい経験だったなぁ。それからも東京、大阪、完成したばかりのキタラ、PMFでも2回。聴くチャンスがあったら、何処へでも出掛けた。
レッスンがある日は、まとまった時間を取って練習することができない。明日が最後のレッスンで、明後日はリハ、明々後日が本番。昨日、熱が下がらず欠席した生徒さんも元気になり、最後の確認レッスンをした。
夕方、4人でコーラスの練習をしたら、今迄あまり声を出していなかった生徒さんが、かなり歌うようになって、たった4人でも厚みのあるハーモニーに包まれた。
お豆腐が高いので、厚揚げ豆腐を使ったゴーヤチャンプルー。明日の金曜日の生徒さんは3日連続となりますね。
一度だけコンサートで真っ赤な薔薇の花束を渡したことがありましたが、「どうもありがとう」といったあとに握手してくれました。アンドレ・ワッツの手は、まるでグローブのような大きな大きな手でした。