連休最終日は昨日よりも気温が上がり天気が良かったので、車も人も多かったです。風も強くなかったので、お花見をしながらお弁当を食べているグループをこの連休で初めて見かけました。
はじめさんが北海道に来た時に、一番好きな景色だと何度もいっていました。田川橋からの、この眺め。余市川沿いを歩くコースは豊富で、桜の季節は毎日が楽しく、心も豊かになります。
反対側はニツカとシリパ岬。両側に桜並木。桜の季節は車も多いので、道路を渡るのは注意が必要です。
4人くらいの人が沢山のワンちゃんと一緒に散歩していました。我々は対岸側の舗装されていないコースを歩きます。
こちら側を歩くのは2回目くらいで、何故か滅多に歩きません。ずっーと歩いて行くと国道に出られますが、かなり距離があります。
こちらはあまり人が多くないからか、鶯が美しい声で今日も鳴いていました。はじめさんは「鶯って、なかなか姿を見つけるのは難しい」と、何度も鳴き声を聞きながら悔しそうにしていました。
運動公園へ戻ろうとしたら、後ろからコリーなど何頭ものワンちゃんを連れたグループが背後に見えました。
大接近!一人で3匹くらいのワンちゃんを連れて歩いているようです。ワンちゃんもお花見を楽しんでいる様子です。
桜のトンネルから、ちょっと降りてみる はじめさん。そこからの眺めは絵画のようだといいます。
昨日は、ほぼ満開で、そして今日は桜の花びらが風に乗って美しく儚げに散っている様子でした。春の終わりを告げる美しくて少し寂しい風景です。
「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」。「放浪記」で有名な林芙美子さんの詩ですが、子供の通っていたピアノ教室で、待っているときに、いつもこの詩を心の中で読んでいました。
時折、先生がレッスン室の窓を開けると、そこからニッカ工場の美しいお庭が見えて子供心にも素敵な風景だなと思いました。
明日、この道を歩いたら花びらが散ってピンク色になっているかもしれません。
フリードが待っている運動公園へ戻りました。思いがけず、図書館で5冊も本を借りてしまったので、この連休は読書三昧でもあった。乃南アサさんの「地のはてから」は(上)(下)巻あって、けっこう厚い本ですが、面白くてスイスイ読み進んでいます。
明日からレッスン開始と同時に徐々に生徒さんに発表会の曲やコーラスやアンサンブルのパート譜を渡していかないと。そうなると読書三昧は難しくなる。