「ろーとれっく」閉店/40年の歴史

コーヒーが好きで、ほとんど毎日といっていいほど珈琲を飲んでいる。飲むのは、休みの時は昼食後、レッスンのある日はレッスンが終わってから食後に飲むことが多い。最近は、1杯ずつ淹れるタイプのドリップ式のが便利で、ついレッスン前にもライトを飲んでしまう。

いつの頃から珈琲が美味しいと思うようになったのだろうか…。
やはり、社会人になってからだと思う。高校生の頃は、友達と小樽市内のカフェへ行くことが時々あった。それは「エンゼル」だったり、「コロンビア」だったり、「ろーとれっく」だったり。その頃もコーヒーを飲んでいたのだと思うけれど、美味しいと思って飲んではいなかったように思う。

新聞に”「ろーとれっく」きょう閉店 小樽の喫茶店”という記事が掲載されていて、びっくりした。40年の歴史に幕を閉じる日。店長が退職する事となり「店長と共に築いてきた店のイメージを崩したくない」と閉店を決めたようだ。今日は、せっかく小樽へ出かけたのに、車だったのもあり寄らなかったのを、少し後悔している。2007年に小樽駅第3ビルの再開発があった時に静屋通りに移転したというのは聞いていたのだが、一度も行かなかった。いつだったか寄ってみたら、早い時間にお店が閉まっていた。やはり第3ビルのあの場所に在った「ろーとれっく」が好きだったのかも知れない。今は姉妹店の「マリー・ローランサン」が在り、そこには何度か入っている。

「ろーとれっく」で飲む自家焙煎コーヒーは美味しかった。落ち着いた佇まいも好きで、ひとりでも時々入った。2007年1月に高校の同級生と再会した時にも入った。移転したのは、この年だったのだ。私たちが再会した後の出来事だったのだ。あの場所に、昔と同じように在った事を嬉しく思って感動もした。私はコーヒーを2杯飲んだ。ブルーベリータルトが絶品で、お店では必ず注文したと思う。懐かしいお店が閉店のお知らせは寂しく思う。

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