レコードにハマった中学生時代

先日から始まった朝ドラ「エール」。主人公の男の子を魅了した西洋音楽はエルガーの「威風堂々」でした。有名なのは第1番ですが、第5番まであるのは知らなかったです。

毎月2枚のレコードを買うのが楽しみだった

「威風堂々」は、冒頭の颯爽とした音楽が印象的でカッコイイですよね。即座にタイトルが出てこなかった はじめさんは「意気揚々」みたいな感じの曲名だったと一生懸命に思い出そうとしていました。よく知られているメロディーは中間部に登場します。

中1のときに白いステレオを買ってもらって毎月2枚のレコードを買うのが楽しみでした。ものすごい枚数のレコードがあって、とても重たかったです。

クラシック音楽のコレクター

ジャンルはクラシックオンリーでした。ピアノ曲はもちろん、オーケストラ曲も好きでした。友だちはクラシックを聴いているというとビックリする人ばかりでしたが、TVドラマでリストの「ラ・カンパネラ」、ショパンの「英雄ポロネーズ」などが取り上げられ、レコードを貸して欲しいと言われて困りました。

レコードは扱いが難しく、そっと針を落とさないと傷がついてしまいます。特にお気に入りのアンドレ・ワッツのレコードは絶対に貸したくありませんでした。

それでも次々とクラスメートから貸して欲しいと頼まれ、困った私は担任の音楽の先生に相談して学校のレコードを貸し出すことになったのです。担任は中村紘子さんの大ファンでした。中村紘子さんが演奏する「ラ・カンパネラ」を私も聴かせてもらったのを覚えています。

落ち込んだ時に聴く音楽


モーツァルトの交響曲第40番では有名な第1楽章も好きですが、第3楽章のキリッとした曲調が大好きでした。そんなことを担任とのクラス全員との交換ノートに書いたことがありました。

ある日の給食の時間にモーツァルトの交響曲第40番の第3楽章が流れ出して、あれっ?と思うと、担任と目があってニッコリ笑っていました。

担任は「ベートーヴェン」みたいな人で、時々音楽室のピアノで「テンペスト」の第3楽章を弾いたりしているのを聴いたことがあります。

朝ドラ「エール」を観ていて、ふと中学時代のことを懐かしく想い出しました。O先生やクラスメートのみなさん、お元気でしょうか?

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