「スオミ・ピアノ・スクール」への想い

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ピンクのリンドウ、真っ白なトルコキキョウ、カーネーション。週に1回、花を活ける。ちょっと神聖な気持ちになれる。

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音楽を勉強していると色々な繋がりに驚く事が多々ある。昨日、絶版となった事を知ったフィンランドからやってきた「スオミピアノスクール」。この楽譜はピアニストの舘野 泉氏が日本に紹介したいという想いで出版された。若い頃の私は密かに舘野 泉氏の大ファンで独りでコンサートに通っていた。そのうち、ファンクラブから案内が届くようになったのだ。そのファンクラブの代表が札幌のピアノの先生で、北海道の「スオミピアノスクール」の代表でもあった。友人から誘われて、その先生のお宅を伺うようになった。教室のレッスン室のモデルとなったお宅でもあった。

やがて札幌での研究会が無くなり、北海道では「スオミ」を使って指導している先生は、あまり居なくなったのかと思う。私は「スオミ」に出逢ってから、これだ!と思い、20年以上も使っている。だから絶版となったと聞いて大変ショックを受けた。

千葉で精力的に「スオミ」の研究会が行われていることを知り、昨日メールをしてみたのだ。

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代表の方から丁寧なメールを戴いた。今はスオミの1巻が在庫がない状況だけれど、年内に再販されるとの事で安堵した。ただカラーではなくモノクロだという事。札幌での研究会を引き継がれた先生は、お亡くなりになっていたという事をお聞きしてびっくりした。何度かお会いした事があるけれど、印象的な方だったのでよく覚えている…。そういえば、先日のクラス会でも3人の友人が若くして亡くなっている。その中には生徒さんのお母さんだった人も居て…。

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限りの在る命の中で自分がやるべき事。やっぱりピアノなのだと思った。ピアノを弾くのも指導するのも好き。その中で「スオミ・ピアノ・スクール」は無くてはならない教材だと強く思っている。

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