お気に入りのラヴェルのCD

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ジャン=イヴ・ティボーデのラヴェル。かなり古い版で、調べてみたら日本のアマゾンでは扱われていなようだ。海外のアマゾンでは扱われており評価が高い。タイトルの「ビューティフル・スターリー・ナイト」はゴッホの作品「The starry night」が使われている。

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星降ようなロマンティックな夜にこの一枚。豊かな芳香を醸し出すティボーデのラヴェルと書いてあるが、ティボーデの音はかなり硬質で聴いているとドキドキするほどで眠りにつく感じではないです。「水の戯れ」のグリッサンドの箇所では決まって鳥肌が立ちます。リサイタルでは2回ティボーデのラヴェルを聴く機会がありました。ここ最近は聴いていません。先日、TV放送でN響とのラヴェル「ト長調のピアノ・コンチェルト」を聴きましたが、やはりティボーデのラヴェルは良いなぁと改めて思いました。リサイタルに出かけたいです。そういえば札幌の音楽祭PMFにワッツとティボーデの2人が参加した事があって、1997年のPMFは特に凄かった。

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エルバシャのラヴェル。リサイタルを聴いた事は3回ありますが、2回目に会場で2枚のCDをGETしました。エルバシャのCDを入手するのは難しいようです。

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私はショパンアルバムを、はじめさんはこのラヴェルを選びました。アブデル・ラーマン・エル=バシャ。エルバシャってトルコ人なのですね。

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サイン入です。このディスクが凄く良くて、よくぞ選んだ、えらい!と思いました。(笑)廃盤になったようなので貴重です。ティボーデよりテンポも穏やかで硬質な音ではありませんが、何より説得力のある演奏で勉強になります。

2004/ 4/11 Sun.

エル・バシャ ピアノリサイタル

場所:札幌コンサートホール Kitara 小ホール
Piano:エル・バシャ

1999年に大ホールでエル・バシャのリサイタルを聴きました。 堂々と貫禄に満ちた演奏と、小品の区切りでの拍手は好まずに弾ききるタイプのピアニストという印象が残っていました。 今回は小ホールでのリサイタルで、より身近に、じっくりと演奏を聴くことができました。 内容もとても素晴らしく、エル・バシャのCDを手に入れるのは難しいという事もあり、私は滅多にしないのですが、会場でCDを2枚も買って、サインまで頂いてきたくらいです。
プログラムの前半は、ベートーヴェンのソナタ「田園」と「月光」。 小ホールに繊細な音が美しく響きます。 「田園」は、高校生の時に勉強した事を思い出しながら聴き入っていました。 そして、「月光」。 プログラムの解説文によると、詩人のレルシュタープが「スイスのルツェルン湖の月光の波にゆらぐ小船のよう」と云ったのが「月光」の名の由来だとか。 ベートーヴェン自身がつけたタイトルは「幻想風ソナタ」でした。 とてもポピュラーな第1楽章。 しかしこの日の月は、このうえなく幻想的な光を放ち、場内の空気が変わります。 うっとりとしていると小気味のよい第2楽章からあっという間に激しい第3楽章へ。 感動的な演奏に、休憩中に「月光」が入ったCDが売り切れてしまったほどです。 さて、後半は待望のショパンのバラード全4曲です。 ポリーニの演奏会以来です。 ポリーニも素晴らしかったですが、エル・バシャの演奏もまた素晴らしくて、ゆったりと大河のような流れで4曲を堪能しました。 久々に”聴いた!”と充実感を覚えるコンサートでした。 アンコールは可愛らしいベートーヴェンのバガテル。 短い曲が、それまでの荘厳な演奏の後で客席から笑いが出るほどに効果的。 2曲目はショパンのノクターン遺作。 悲しみに満ちた旋律に心打たれます。 最後は、なんとオリジナルの「レバノンの風」という素敵な曲でした。 一見、気難しそうに見えるエル・バシャですが、サインを頂いた時に、とてもにこやかで優しい印象の方でした。 日曜の午後の優雅なコンサートに、家族でハッピーな気持ちになって中島公園を歩いて帰りました。

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